<低い食料自給率対策として>
<水田の治水力、浄化力で故郷を守る>
<環境に優しい循環型農業への取組>
<米は日本人の健康に役立っている>
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<低い食料自給率>
日本の食糧自給率は40%前後・・先進国と比較してもかなり低い自給率です。
自給率を支えてきた「米」の需要が激減し、米余りの中・・・
故郷の水田は、転作はまだしも、休耕田・耕作放棄水田が増えています
<農地を捨てたら山は崩れる>
一度荒れた水田は水田の持つ「治水力」「浄化力」が失われ、洪水や河川の汚染につながるのです。
肥沃な土壌は流され、ひいては豊かな山林が失われてしまいます。
これらの問題を解決する一助として、今、飼料用米が注目されています。
転作として飼料用米を作る事は同じ「米」ですから米農家さんにも喜ばれます。
休耕田や耕作放棄水田にまた豊かな水が戻ってくるのです。
<環境に優しい循環型農業>
飼料用米は多くの肥料を必要とします。
畜産農家から有機肥料を提供し、その有機肥料で栄養豊かな米を作り、その米やワラを畜産農家が利用する。
環境に優しい循環する農業が目指せるのです。
<米は日本人の健康に役立っている>
飼料用米はアメリカから輸入するコーンの代替になります。
米の成分、中でも脂肪酸組成はコーンに比べて、動脈硬化や欧米型の癌及びアレルギーといった
疾患を防止する効果のある「オレイン酸」や「αリノレン酸」の含有量が多いのです。
日本人は米を食べる事で健康を維持してきたのではないでしょうか。